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「全国地ビール品質審査会2024」の開催と受賞ビールについて

一般社団法人 全国地ビール醸造者協議会(JBA)は2024年2月から3月にかけて、独立行政法人 酒類総合研究所の後援のもと、第8回目となる「全国地ビール品質審査会2024」を実施し、厳正な審査の結果、127点を「入賞ビール」と認定いたしました。
また、6月12日に実施されたJBA総会・全体会議終了後の表彰式で、「優秀賞」8点を、その中から最も優秀な成績を収めたものを「最優秀賞」として発表・授与いたしました。

表彰式

□事業名:全国地ビール品質審査会2024
□主 催:JBA 一般社団法人 全国地ビール醸造者協議会
□後 援:独立行政法人 酒類総合研究所

□ビール審査会実施の目的
○全国各地に広がるクラフトビール(地ビールおよび発泡酒)メーカーの醸造技術の向上を図る
・ビールメーカー各社が、現状の自社製品の品質を客観的に認識する機会をつくるとともに、
審査結果のフィードバックを通じ、各社ビールの品質が改善・向上することを目指す
・審査結果をフィードバックすることで、各社製品の品質改善につなげる
・審査会を定期的に実施することで各メーカーの品質安定性の向上を図る
○良質なビールの市場流通を目指す
・美味しいビールを消費者にお届けし続けることで、消費(需要)の拡大~業界全体の発展を図る
○消費者向けの“クオリティ保証”の指針とする
・本審査会の結果を、消費者がビールを選ぶ際の基準の一つとして審査会の結果を活用していただく
※1994年の酒税法改正以前、国内には事実上大手以外のビールメーカーは存在していなかった。
大手各社は自社内に研究・分析機能を保有しているため、わが国にはビールの品質鑑定を行う機関・制度もまた存在していなかった。
いわゆる地ビール誕生(1995年)後も長くこの状態が続き、中小規模の地ビールメーカーが自社製品を理化学的に分析評価する機会は非常に限られていた。
しかし、各社製品の品質を理化学的・客観的な角度から分析することは、地ビール全体の質の向上と消費者保護の観点からも不可欠であり、公的・公平な基準による品質評価を求めるメーカーからの声は、年々高まっていた。その声を受け、JBAが酒類総合研究所のサポートを得る形で2017年にスタートしたのが、本審査会である。

□出品の対象者
全国の地ビール・発泡酒メーカー(JBA会員・非会員を問わず)

□出品されたビール・発泡酒 審査の概要
○審査方法
①理化学的な成分分析による審査
・高度な分析機器等を使用した理化学的な成分分析
・「成分分析」の概要:
普段自社ではできない細かな項目(pH、酸度、各種有機酸、比重、各種エキス分、アルコール分、発酵度、ガス圧、苦味価、微生物検査)を分析し理化学的に評価する
新たに追加された分析項目として、ホップの香気成分(モノテルペンアルコール3種(リナロール、ゲラニオール、シトロネロール)(μg/L))、溶存酸素量(ppb)を分析し理化学的に評価する

審査基準の一例:アルコール度数の申告数値(ラベル表示数値)と分析数値の差が前後1%の範囲以内であること、
微生物検査の結果、微生物が103cfu/ml未満であること
・審査結果は各出品者にフィードバックする

②専門家による官能評価による審査
・「官能評価」では、国税庁、酒類総合研究所、ビール酒造組合、日本地ビール協会、日本ビアジャーナリスト協会、ビール醸造担当者(ブルワー)など専門家の審査員によりビールを評価する
・官能評価の実施方法としては個別方式の官能評価を行い、ディスカッションも審査セッションごとに実施する
・審査基準(2024年度):4つのビール評価(外観4点・香り6点・味とボディー7点・醸造技術品質3点)の合計20点満点のところ平均12点以上を入賞基準とする
・審査結果は各出品者に採点評価と、指摘項目や気付いた点(醸造技術上の改善点を含む)等のコメントをフィードバックする
○入賞
・品質のレベルが優秀なもの(一定の基準以上に達したもの)を「入賞」と認定し、公表する
・入賞アイテムの中で、さらに優秀なもの(8点)を「優秀賞」とし、その中で最も高い評価のもの(1点)を「最優秀賞」として公表する
「優秀賞」・「最優秀賞」基準(2024年度)
「優秀賞」(7点「最優秀賞」含まず)
①予審通過(入賞基準クリア)
②決審1回目通過

「最優秀賞」(1点)
①予審通過(入賞基準クリア)
②決審1回目通過
③決審2回目通過

□2024年2~3月に実施した審査会へのエントリー数
・59社(場) 152点 (前年度:37社45場 107点、前々年度:41社 48場 107点)

□審査の実施内容
1.成分分析評価
・独立行政法人 酒類総合研究所(広島県東広島市鏡山3-7-1)にて成分分析を実施した(2024年2月~4月)
2.官能評価
・2024年3月6日、7日に、審査会場は独立行政法人 酒類総合研究所(広島県東広島市鏡山3-7-1)にて、計24名の審査員による官能評価を実施
・審査員の構成 計24名 (国税庁(3名)、酒類総合研究所(5名)、ビール酒造組合(4名)、日本地ビール協会(2名)、日本ビアジャーナリスト協会(1名)、JBA会員のブルワー(8名)、JBA非会員のブルワー(1名))

□審査結果
・出品計152点のうち、53社(場)127点が「入賞」
(前年度は出品107点、入賞は37社41場100点、前々年度は出品107点、入賞は39 社44場91点)
※入賞ビール・発泡酒については 「JBA全国地ビール品質審査会2024 入賞ビール・発泡酒一覧(PDF)」 参照

・「優秀賞」7点(「最優秀賞」含まず)は以下のとおり
富士観光開発株式会社 富士桜高原麦酒 ラオホ
霧島酒造株式会社(霧の蔵ブルワリー) KIRISHIMA BEER PALE ALE
黄金井酒造株式会社 さがみビール スタウト
三和酒類株式会社 辛島 虚空乃蔵 KOKU NO CRAFT No.2 柚子エール
エイ.ジェイ.アイ.ビア株式会社(箕面ビール) ヴァイツェン
社会福祉法人菊鉾会(西陣麦酒) 室町セゾン
株式会社協同商事(コエドクラフトビール醸造所) 毬花 セッションIPA 

・「最優秀賞」は、株式会社タイソンズアンドカンパニー(ティー・ワイ・ハーバーブルワリー)(〒140-0002東京都品川区東品川2-1-6)の「インペリアルスタウト」が受賞

インペリアルスタウト

□本件に関するお問い合わせ
JBA 一般社団法人 全国地ビール醸造者協議会 事務局(Japan Brewers Association head office)
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3丁目1-1
いちご恵比寿グリーングラス6Fコンパスオフィス内
E-mail: jba@beer.or.jp
TEL:080-7624-6774
担当:紅林

「JBA全国地ビール品質審査会2024」開催と受賞ビールについて

第8回目「全国地ビール品質審査会2024」を実施し、127点を「入賞ビール」と認定いたしました。
6月12日に実施されるJBA総会後の表彰式で、「最優秀賞」「優秀賞」を発表・授与いたします。

審査会
審査会

□事業名:全国地ビール品質審査会2024
□主 催:JBA 一般社団法人 全国地ビール醸造者協議会
□後 援:独立行政法人 酒類総合研究所

□ビール審査会実施の目的
○全国各地に広がるクラフトビール(地ビールおよび発泡酒)メーカーの醸造技術の向上を図る
・ビールメーカー各社が、現状の自社製品の品質を客観的に認識する機会をつくるとともに、
審査結果のフィードバックを通じ、各社ビールの品質が改善・向上することを目指す
・審査結果をフィードバックすることで、各社製品の品質改善につなげる
・審査会を定期的に実施することで各メーカーの品質安定性の向上を図る
○良質なビールの市場流通を目指す
・美味しいビールを消費者にお届けし続けることで、消費(需要)の拡大~業界全体の発展を図る
○消費者向けの“クオリティ保証”の指針とする
・本審査会の結果を、消費者がビールを選ぶ際の基準の一つとして審査会の結果を活用していただく
※1994年の酒税法改正以前、国内には事実上大手以外のビールメーカーは存在していなかった。
大手各社は自社内に研究・分析機能を保有しているため、わが国にはビールの品質鑑定を行う機関・制度もまた存在していなかった。
いわゆる地ビール誕生(1995年)後も長くこの状態が続き、中小規模の地ビールメーカーが自社製品を理化学的に分析評価する機会は非常に限られていた。
しかし、各社製品の品質を理化学的・客観的な角度から分析することは、地ビール全体の質の向上と消費者保護の観点からも不可欠であり、公的・公平な基準による品質評価を求めるメーカーからの声は、年々高まっていた。その声を受け、JBAが酒類総合研究所のサポートを得る形で2017年にスタートしたのが、本審査会である。

□出品の対象者
全国の地ビール・発泡酒メーカー(JBA会員・非会員を問わず)

□出品されたビール・発泡酒 審査の概要
○審査方法
①理化学的な成分分析による審査
・高度な分析機器等を使用した理化学的な成分分析
・「成分分析」の概要:
普段自社ではできない細かな項目(pH、酸度、各種有機酸、比重、各種エキス分、アルコール分、発酵度、ガス圧、苦味価、微生物検査)を分析し理化学的に評価する
新たに追加された分析項目として、ホップの香気成分(モノテルペンアルコール3種(リナロール、ゲラニオール、シトロネロール)(μg/L))、溶存酸素量(ppb)を分析し理化学的に評価する

審査基準の一例:アルコール度数の申告数値(ラベル表示数値)と分析数値の差が前後1%の範囲以内であること、
微生物検査の結果、微生物が103cfu/ml未満であること
・審査結果は各出品者にフィードバックする

②専門家による官能評価による審査
・「官能評価」では、国税庁、酒類総合研究所、ビール酒造組合、日本地ビール協会、日本ビアジャーナリスト協会、ビール醸造担当者(ブルワー)など専門家の審査員によりビールを評価する
・官能評価の実施方法としては個別方式の官能評価を行い、ディスカッションも審査セッションごとに実施する
・審査基準(2024年度):4つのビール評価(外観4点・香り6点・味とボディー7点・醸造技術品質3点)の合計20点満点のところ平均12点以上を入賞基準とする
・審査結果は各出品者に採点評価と、指摘項目や気付いた点(醸造技術上の改善点を含む)等のコメントをフィードバックする
○入賞
・品質のレベルが優秀なもの(一定の基準以上に達したもの)を「入賞」と認定し、公表する
・入賞アイテムの中で、さらに優秀なもの(8点)を「優秀賞」とし、その中で最も高い評価のもの(1点)を「最優秀賞」として公表する

□2024年2~3月に実施した審査会へのエントリー数
・59社(場) 152点 (前年度:37社45場 107点、前々年度:41社 48場 107点)

□審査の実施内容
1.成分分析評価
・独立行政法人 酒類総合研究所(広島県東広島市鏡山3-7-1)にて成分分析を実施した(2024年2月~4月)
2.官能評価
・2024年3月6日、7日に、審査会場は独立行政法人 酒類総合研究所(広島県東広島市鏡山3-7-1)にて、計24名の審査員による官能評価を実施
・審査員の構成 計24名 (国税庁(3名)、酒類総合研究所(5名)、ビール酒造組合(4名)、日本地ビール協会(2名)、日本ビアジャーナリスト協会(1名)、JBA会員のブルワー(8名)、JBA非会員のブルワー(1名))

□審査結果
・出品計152点のうち、53社(場)127点が「入賞」
(前年度は出品107点、入賞は37社41場100点、前々年度は出品107点、入賞は39 社44場91点)
※入賞ビール・発泡酒のリストについては6月12日の表彰式の際に発表いたします

□本件に関するお問い合わせ
JBA 一般社団法人 全国地ビール醸造者協議会 事務局(Japan Brewers Association head office)
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3丁目1-1
いちご恵比寿グリーングラス6Fコンパスオフィス内
E-mail: jba@beer.or.jp
TEL:080-7624-6774
担当:紅林

「JBA全国地ビール品質審査会2024」開催のお知らせ

開催概要告知バナー

平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
昨年に続き、本年度も「JBA全国地ビール品質審査会2024」を、
独立行政法人酒類総合研究所の後援のもと開催することとなりました。
本審査会は、JBA会員ならびに非会員の皆さまにもご参加いただける審査会となっております。
また、今回からは新たに分析項目が追加され、より充実した分析内容になりました!
皆さまお誘いあわせのうえ、奮ってご参加いただければ幸いです。

【申込締切】

2023年12月1日(金)

【申し込み方法】

①下記リンクから、開催要項&申込書をダウンロードし、内容をご確認ください

全国地ビール品質審査会2024ご案内 (Word)

全国地ビール品質審査会2024ご案内 (PDF)

Judging Sheet 日米対訳 2024 (PDF)

②次のいずれかの方法でお申込みください。

【出品申込み専用フォームから申し込みの場合】

こちらのリンクからエントリーしてください → https://forms.gle/VP8JNHDor9eVCViB8

【Wordをダウンロードして入力の場合】

申込書(Word)をダウンロードし必要事項を入力したデータを、JBA事務局宛にメール添付で送信してください。

Wordデータはコチラ→ 全国地ビール品質審査会2024ご案内 (Word)

【お問合せ・提出先】JBA事務局メールアドレス jba@beer.or.jp(担当:紅林)